”確証バイアスに注意”
ネット検索で陥りやすい罠
今やネットはもう生活の一部になってますよね。 後、SNSでの情報や5ちゃんまとめなど少しネットに繋げばいくらでも情報が入ってきます。 何か分からない事があれば、ググれ!など当たり前になっていてとても便利です。 検索エンジンを開発したGoogleも今や世界的企業になっています。 そんな、便利なネットですが注意しなければいけない事も多々あると思います。 そんなネットの中で自分も注意しなきゃいけないなぁと思う事は、確証バイアスに陥らないようにしようという事です。
確証バイアス?
確証バイアスとは、社会心理学における用語で、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。 例えば、 グループに一人だけ女性がいた場合(他は全員男性)、その女性が様々な行動を示していたにもかかわらず、女性への固定観念に合致する行動が特に認識されやすく「やはり女性は○○である」という結論に導かれる。(Wikipedia参照) うーん何となく分かるような分からないような?感じです。 これをネット検索に置き換えると、例えば、自分が嫌いな芸能人とかテレビを見ていて、性格悪いんじゃないか?とか思う事もあると思います。 そして気になり検索かけたりしますよね。 そこで、第2検索ワードに『○○○ 性格悪い』とか『○○○ 嫌い』とかで検索すると思います。 そうすると、自分以外にもそう思っている無数の人たちが、サイトやブログ、SNSに書き込んでいるのをいくらでも見つけられます。 そうして、サイトなどを閲覧していけば自分と同じ意見がたくさんいると思い込み、その書き込みなどが、正確か間違った情報かにかかわらず 自分の意見を信じるようになります。それが確証バイアスです。
情報の取捨選択
その情報が間違っていた場合、芸能人の噂とかだったらまだマシだと思うんですが、政治的な事とか健康に関することであれば自分の意見や論理に間違った自信を与えてしまいます。 そうなる事を防ぐためにも、ネットに依存しすぎず教養をつける事が大事かななんて思います。 ○○○まとめとか、刺激的でおもしろいんですが、そこには作成者の意思ある編集が行われてると少し考えるだけでも、バイアスを防げるでしょうし SNSでも、違う意見を見るだけで感情的に反論するだけではなく、精神的に一歩引いて見てみる事もしてみるとおもしろいかなと思います。 今のような、情報の渦に巻き込まれないようにするには、情報の取捨選択をしていかなきゃならないめんどうな時代でもありますね。